倒産に関する専門用語集

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  1. 非本旨弁済

    非本旨弁済とは

    非本旨弁済は、約束どおりでない返済です。

    返す義務がないのに払う場合です。

    返済の時期や方法が違う場合もあります。

    債権者は、借金の相手です。

    結果として、特定の相手が得をします。

     

    非本旨弁済について知っておきたいこと

    非本旨弁済は、偏頗弁済と見られることがあります。

    偏頗弁済は、返済の偏りです。

    破産では、債権者を公平に扱います。

    そのため、返した分を戻すよう求められることがあります。

    免責が認められにくくなることもあります。

     

    YTOからのアドバイス

    破産を考え始めたら、返済は一度立ち止まります。

    次の行為は、非本旨弁済と見られやすいです。

    • 親族や友人だけに返すこと。
    • 特定の金融機関だけに返すこと。
    • 期日前に多額をまとめて返すこと。
    • 期日が来ていない債務と相殺すること。
    • 商品などを渡して返すこと。

    心当たりがあれば、早めに相談してください。

    状況により、手続きが不利になるおそれがあります。

  • 免責審尋

    免責審尋とは

    免責審尋とは、裁判所で行う面談です。

    裁判官が申立人に事情を聞きます。

    申立人は自己破産の申立てをした人です。

    免責を認めるかを判断します。

    免責とは、返済義務がなくなることです。

     

    免責審尋について知っておきたいこと

    目的は破産理由の確認です。

    提出書類の内容も照合します。

    質問は基本的な内容が中心です。

    落ち着いて、事実を答えます。

    分からない点は正直に伝えます。

    ごまかしは心証を悪くします。

    主な確認事項は次の通りです。

    • 破産理由
    • 借入経緯
    • 資産状況
    • 収入状況
    • 支出状況
    • 浪費の有無
    • ギャンブルの有無
    • 書類との整合性

     

    YTOからのアドバイス

    免責審尋は裁判所で行われます。

    申立人は必ず出頭します。

    欠席すると、手続きが遅れます。

    弁護士の同席は認められます。

    不安があれば、同席を求めます。

    当日に慌てない準備が大切です。

    準備の例は次の通りです。

    • 提出書類
    • 身分証明書
    • 印鑑
    • 筆記用具
    • メモ

    当日は時間に余裕を持ちましょう。

    服装は清潔感を意識しましょう。

  • 債務者審尋

    債務者審尋とは

    債務者審尋とは、自己破産を申し立てた後に行われる手続きです。

    裁判所が、あなたから直接お話を聞くための場です。

    破産手続を始めてよいかどうかを確認するために行われます。

     

    債務者審尋について知っておきたいこと

    債務者審尋では、裁判所からいくつかの質問を受けます。

    質問の内容は、主に次の点です。

    • 破産制度の理解度
    • 本籍地・住所・氏名などの基本情報
    • 提出した書類の内容
    • 免責不許可事由の有無

    裁判所は、これらの点を確認して、破産手続を始めてよいかどうかを判断します。

    あなたは、質問に正直に答える必要があります。

    そのため、指定された日時に裁判所へ行かなければなりません。

    債務者審尋は、すべての人に必ずあるわけではありません。

    申立書の内容について、裁判所や破産管財人予定者が詳しく確認したい場合に行われます。

     

    YTOからのアドバイス

    はじめて裁判所に行くときは、不安を感じる方が多いです。

    しかし、債務者審尋は、あなたを責める場ではありません。

    手続の流れを確認し、今後の生活を整えるための大切なステップです。

    質問には、落ち着いて、事実どおりに答えることが大切です。

    分からないことがあれば、「分かりません」と答えて大丈夫です。

    無理に話を作る必要はありません。

    事前に、申立書や資料を軽く見直しておくと安心です。

    YTOでは、債務者審尋で聞かれやすい内容の整理や、心構えのご相談も承っています。

    一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。

  • 確定申告書

    確定申告書とは

    確定申告書は、1年分の収入をまとめる書類です。

    対象期間は1月1日から12月31日までです。

    その期間に得た収入をもとに、納める税金を計算します。

    計算した税金の額を、自分で国に申告します。

    ここでいう国とは、税務署のことです。

     

    確定申告書について知っておきたいこと

    確定申告が必要な税金には、いくつか種類があります。

    • 所得税
    • 消費税
    • 法人税

    一般的に「確定申告」と言うと、所得税の手続きを指します。

     

    YTOからのアドバイス

    決算をするときには、税金の額を決算書にまとめます。

    決算書には別表1があります。

    ここに税金の額を記載して報告します。

    • 決算書
    • 別表1
    • 納付書
    • 税金の額
    • 税金の未納
    • 破産申立時の税金情報

    税金が未納の時は、別表1の提示を求められることがあります。

    破産を申し立てる時に決算がまだの場合、税金の情報を詳しく聞かれることがあります。

    決算が終わっていないときは、すべての税金の納付書を準備しておきましょう。

    納付書がそろっていないと、手続きに時間がかかり、対応が大変になります。

    早めに整理しておくと、破産手続きも進めやすくなります。

  • 流動資産

    流動資産とは

    流動資産とは、会社が1年以内に現金にできる資産のことです。

    また、1年以内に費用として使う予定のお金や物も含みます。

    倒産や破産を考えるとき、この区分はとても重要です。

     

    流動資産について知っておきたいこと

    流動資産には、次のようなものがあります。

    • 現金や普通預金・当座預金
    • 取引先から受け取る予定の受取手形
    • 請求済みで、まだ入金前の売掛金
    • 商品や原材料などの在庫

    これらは、すべて1年以内に現金化できると考えられる項目です。

    決算書では、貸借対照表の流動資産の欄にまとめて表示されます。

     

    YTOからのアドバイス

    決算書で、流動資産の割合が高くなりやすい業種があります。

    • 不動産業
    • 建設業
    • 建築業
    • サービス業

    これらの業種で破産を申し立てると、破産管財人が流動資産を詳しく確認します。

    決算書の数字と、実際の現金や在庫を突き合わせてチェックします。

    流動資産の計上が不適切だと判断されると、厳しい調査を受けることがあります。

    日ごろから、決算書の流動資産の内容を正しく整理しておくことが大切です。

    不安や疑問があるときは、早めに専門家に相談しましょう。

  • 手形取立

    手形取立とは

    手形取立とは、手形の金額を回収することです。

    通常は銀行に取立を依頼し、現金化します。

     

    手形取立について知っておきたいこと

    取立とは、債権に対する支払いを請求することです。

    また、その支払いを実際に受けることも含みます。

    手形取立は、手形に記載された金額を現金化する行為です。

     

    YTOからのアドバイス

    事業を停止する際に受取手形がある場合、受取手形は資産目録に記載し、裁判所に報告する必要があります。

    事業停止の直前に手形取立しても差支えはありません。

    ただし、そのお金の使い道によっては問題になることがあります。

    破産管財人に使途を調査される可能性があります。

    あらかじめ説明できるよう、準備をしておくと安心です。

  • 融通手形

    融通手形とは

    融通手形とは、実際の商取引がないのに、資金を調達するために振り出される手形です。

    通称「ユウテ」とも呼ばれています。

     

    融通手形について知っておきたいこと

    融通手形は資金繰りのための手段です。

    借入ができない企業が現金を調達する目的で使います。

    信用が低下した企業にとっては、実際の取引がなくても資金が得られる方法です。

    資金調達の方法は、融通手形を割引いて現金化することです。

    ただし、返済期日に返済できないと、手形をめぐってトラブルになります。

     

    YTOからのアドバイス

    破産申立をすると、融通手形の割引先は振出人に対して取立手続きを行います。

    この取立によってトラブルが起こることがあります。

    融通手形を現金化している場合、破産の際に振出人と争いになるケースが多いです。

    トラブルを避けるためにも注意が必要です。

  • 不動産登記識別情報

    不動産登記識別情報とは

    不動産登記識別情報は、本人確認に使う情報です。

    登記名義人が自分で申請したと示します。

    登記名義人を識別するための符号です。

     

    不動産登記識別情報について知っておきたいこと

    不動産登記法の改正により制度が変わりました。

    2005年3月以降は、登記済権利証の代替です。

    代わりに不動産登記識別情報が通知されます。

     

    YTOからのアドバイス

    破産申立では、所有不動産の報告が必要です。

    所有を確認できる書類の提出が必要です。

    • 2005年3月以前の不動産は登記済権利証を提出します。
    • 2005年3月以降の不動産は不動産登記識別情報を提出します。
  • 減価償却

    減価償却とは

    減価償却とは、企業が設備などを購入した時にその費用を一度に処理するのではなく、使用できる期間にわけて計上していく方法です。

     

    減価償却について知っておきたいこと

    減価償却は、固定資産を購入した時に使う会計処理です。

    固定資産とは、長期間使う設備や建物のことです。

    例えば、以下のようなものが該当します。

    • 工場の機械
    • 事務所のパソコン
    • 業務用の車両

    これらの費用は、購入時に一括で処理するのではなく、

    資産の使用期間にわけて少しずつ費用化します。

     

    YTOからのアドバイス

    減価償却は、正しく使えば節税につながる方法です。

    ただし、不適切に処理してしまうと問題になります。

    特に以下の点に注意してください。

    1. 減価償却で黒字決算を装うと粉飾決算になります。
    2. 粉飾決算により多額の借入を行うと、詐欺と見なされることがあります。
    3. 詐欺行為と判断されると、免責が認められない可能性があります。

    破産を考える前に、減価償却の処理を見直すことが大切です。

    心配な方は、早めに専門家へ相談しましょう。

  • 消滅時効

    消滅時効とは

    消滅時効とは、一定期間行使されなかった権利を消滅させる制度です。

    長い間、債権者と債務者の間で取引がない場合に適用されます。

    その結果、債務を履行する義務がなくなります。

     

    消滅時効について知っておきたいこと

    消滅時効は、取引のない期間が一定期間続いたときに成立します。

    その期間が過ぎると、借金の返済義務がなくなります。

     

    YTOからのアドバイス

    消滅時効となる期間の目安は以下のとおりです。

    • 銀行や消費者金融からの借入:10年
    • 家族や友人からの借入:5年

    破産を申し立てる際には、消滅時効に当たることを伝える必要があります。

    これを「時効援用」といい、対象の借入を債務に含めなくて済みます。

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