倒産に関する専門用語集

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専門用語集

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  1. 減価償却

    減価償却とは

    減価償却とは、企業が設備などを購入した時にその費用を一度に処理するのではなく、使用できる期間にわけて計上していく方法です。

     

    減価償却について知っておきたいこと

    減価償却は、固定資産を購入した時に使う会計処理です。

    固定資産とは、長期間使う設備や建物のことです。

    例えば、以下のようなものが該当します。

    • 工場の機械
    • 事務所のパソコン
    • 業務用の車両

    これらの費用は、購入時に一括で処理するのではなく、

    資産の使用期間にわけて少しずつ費用化します。

     

    YTOからのアドバイス

    減価償却は、正しく使えば節税につながる方法です。

    ただし、不適切に処理してしまうと問題になります。

    特に以下の点に注意してください。

    1. 減価償却で黒字決算を装うと粉飾決算になります。
    2. 粉飾決算により多額の借入を行うと、詐欺と見なされることがあります。
    3. 詐欺行為と判断されると、免責が認められない可能性があります。

    破産を考える前に、減価償却の処理を見直すことが大切です。

    心配な方は、早めに専門家へ相談しましょう。

  • 消滅時効

    消滅時効とは

    消滅時効とは、一定期間行使されなかった権利を消滅させる制度です。

    長い間、債権者と債務者の間で取引がない場合に適用されます。

    その結果、債務を履行する義務がなくなります。

     

    消滅時効について知っておきたいこと

    消滅時効は、取引のない期間が一定期間続いたときに成立します。

    その期間が過ぎると、借金の返済義務がなくなります。

     

    YTOからのアドバイス

    消滅時効となる期間の目安は以下のとおりです。

    • 銀行や消費者金融からの借入:10年
    • 家族や友人からの借入:5年

    破産を申し立てる際には、消滅時効に当たることを伝える必要があります。

    これを「時効援用」といい、対象の借入を債務に含めなくて済みます。

  • 時効援用

    時効援用とは

    時効援用とは、時効が成立したことを理由に、債務を免れることを主張する行為です。

    たとえば、お金を借りた人が「借金は時効になったので返済しません」と伝えることです。

     

    時効援用について知っておきたいこと

    時効援用は、債務者が債権者に対して行います。

    口頭ではなく、文書で通知するのが一般的です。

     

    YTOからのアドバイス

    時効援用の通知書には、次の項目を記載します。

    • 通知書の作成日
    • 債権者の住所・氏名
    • 時効援用を行う意思表示
    • 借金の内容を特定する情報
    • 信用情報機関への事故情報削除依頼

    破産申立前に時効援用を行う場合は、必ず弁護士に相談しましょう。

    債権者に通知すべきかどうかも、弁護士の判断を仰ぐことが必要です。

  • 保証金詐欺

    保証金詐欺とは

    保証金詐欺とは、実際には融資を行わず、融資を装った文書を郵送やメールで送り、申込者から保証金名目で現金をだまし取る詐欺です。

     

    保証金詐欺について知っておきたいこと

    保証金詐欺では次のような手口が使われます。

    • 「低金利ですぐに融資できる」と伝える
    • 「保証金は後で返金される」と説明する

    信じ込ませた上で保証金をだまし取ります。

     

    YTOからのアドバイス

    最近は以下のようなケースが増えています。

    • スマホに秘密性の高いメールが届く
    • やり取り後にメール履歴が消えている

    メールの削除や履歴消去も詐欺の一環です。

    不審な連絡には十分注意してください。

  • 異時廃止

    異時廃止とは…

    異時廃止とは、破産管財人が財産調査を行い、換価できる高価な財産がない場合に破産手続きを終了することです。

     

    異時廃止について知っておきたいこと

    異時廃止を決める際は、破産管財人が債権者集会で債権者の意見を聞きます。

    その後、異時廃止が決定され、破産手続きが終了します。

     

    YTOからのアドバイス

    異時廃止の場合、破産債権者に配当せず手続きが終わります。

    ただし、免責は一般的に認められます。

  • バーチャルオフィス

    バーチャルオフィスとは

    バーチャルオフィスは、事務機器や会議室を備えたレンタルオフィスです。

    商談に使えるオフィスです。

    本店所在地として商業登記も可能です。

    郵便物や銀行取引の住所にも利用できます。

     

    バーチャルオフィスについて知っておきたいこと

    本店所在地がバーチャルオフィスでも、破産申立で問題はありません。

    賃貸オフィスと同じく、申立時には賃貸契約書が必要です。

     

    YTOからのアドバイス

    バーチャルオフィスでは、年間賃料を一括で支払う契約が多いです。

    既払いの賃料が返還されない契約の場合もあります。

    破産管財人に契約内容を必ず報告してください。

    報告しないと、返還請求が発生することがあります。

    保証金の扱いは通常の賃貸オフィスと同じです。

    資産目録に保証金の詳細を記入しましょう。

  • 保証金詐欺

    保証金詐欺とは

    保証金詐欺とは、融資の勧誘を装い、保証金として現金を騙し取る手口です。

    ダイレクトメールや電子メール、FAXなどで勧誘されます。

     

    保証金詐欺について知っておきたいこと

    最近は電子メールによる勧誘が増えています。

    「保証金を支払えば融資を受けられる」と案内されます。

    支払後に連絡が取れなくなり、メールも削除されて詐欺と気づきます。

     

    YTOからのアドバイス

    保証金詐欺で現金を失った場合は、破産申立時に報告が必要です。

    現金出納帳などで出納状況を説明します。

    上申書などで経緯も詳しく記載します。

    報告を怠ると「不適切な支出を隠している」と疑われるおそれがあります。

    正直に、ありのままを破産管財人に伝えてください。

  • 損害保険証券

    損害保険証券とは

    損害保険証券とは契約内容を記載した証書です。

     

    損害保険証券について知っておきたいこと

    証券には以下の情報が記載されます。

    • 被保険者
    • 保険金受取人
    • 契約期間
    • 保証内容
    • 返戻金の有無
    • 個別保証条件

     

    YTOからのアドバイス

    損害保険は資産と見なされます。

    破産申立時に証券の提出が必要です。

    破産管財人は返戻金の有無を確認します。

    保険担保での借り入れ状況も確認します。

    さらに使途の確認も行われます。

    証券と使途報告の準備が重要です。

  • 生命保険証券

    生命保険証券とは

    生命保険証券とは、契約内容が記載された証書です。

     

    生命保険証券について知っておきたいこと

    生命保険証券には、以下の情報が記載されています。

    • 被保険者
    • 保険金受取人
    • 契約期間
    • 保証内容
    • 返戻金の有無
    • 借入条件(生命保険を担保とする場合)

     

    YTOからのアドバイス

    生命保険は資産に該当します。

    破産申立時には生命保険証券の提示が必要です。

    破産管財人は返戻金の有無や借入状況を確認します。

    さらに、現金の使途も確認されます。

    事前に、証券の準備と使途の整理をしておきましょう。

  • 権利証

    権利証とは…

    土地や建物の登記が完了したことを証明する書類です。

    登記済証」とも呼ばれます。

    登記申請時に本人確認として使われます。

     

    権利証について知っておきたいこと

    2005年の法改正により、権利証は廃止されました。

    現在は登記識別情報が代わりとなっています。

    これはパスワードのような役割を持つ情報です。

     

    YTOからのアドバイス

    破産申立前に任意売却を行う場合、権利証または登記識別情報が必要です。

    登記申請時に本人確認が求められるためです。

    一方、破産申立後は不要なことが多いです。

    売却手続きは破産管財人が行うためです。

    本人確認が不要となるためです。

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