債務者審尋とは
債務者審尋とは、自己破産を申し立てた後に行われる手続きです。
裁判所が、あなたから直接お話を聞くための場です。
破産手続を始めてよいかどうかを確認するために行われます。
債務者審尋について知っておきたいこと
債務者審尋では、裁判所からいくつかの質問を受けます。
質問の内容は、主に次の点です。
- 破産制度の理解度
- 本籍地・住所・氏名などの基本情報
- 提出した書類の内容
- 免責不許可事由の有無
裁判所は、これらの点を確認して、破産手続を始めてよいかどうかを判断します。
あなたは、質問に正直に答える必要があります。
そのため、指定された日時に裁判所へ行かなければなりません。
債務者審尋は、すべての人に必ずあるわけではありません。
申立書の内容について、裁判所や破産管財人予定者が詳しく確認したい場合に行われます。
YTOからのアドバイス
はじめて裁判所に行くときは、不安を感じる方が多いです。
しかし、債務者審尋は、あなたを責める場ではありません。
手続の流れを確認し、今後の生活を整えるための大切なステップです。
質問には、落ち着いて、事実どおりに答えることが大切です。
分からないことがあれば、「分かりません」と答えて大丈夫です。
無理に話を作る必要はありません。
事前に、申立書や資料を軽く見直しておくと安心です。
YTOでは、債務者審尋で聞かれやすい内容の整理や、心構えのご相談も承っています。
一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。






