倒産の準備をしても計画倒産にはなりませんでした。

• 倒産経験者だからこそお伝えできることがあります。
• 倒産の準備をしても計画倒産にはなりませんでした。

• 「経営継続が難しい」と判断し、3か月後に倒産する決断をしました。
• 「経営継続が難しい」と判断し、3か月後に倒産するための準備を開始しました。
• ⇒3か月間の支払に注意をしながら倒産の準備を進めました。
• ⇒3か月間の資産売却に注意をしながら倒産の準備を進めました。
• しかし「3か月間の支払・資産売却に注意しながらの準備が計画倒産とみなされるのではないか？」と心配になりました。
• さらに「どのような時期の、どのような準備が計画倒産とみなされるのか？」もわからないので心配になりました。

お伝えをしたいこと

• 倒産の準備が一定の基準を逸脱した場合には「計画倒産である」とみなされる可能性があります。
• ⇒倒産の準備で偏頗弁済があった場合には「計画倒産である」とみなされる可能性があります。
• ⇒倒産の準備で資産隠しがあった場合には「計画倒産である」とみなされる可能性があります。
• 倒産の準備は「偏頗弁済と資産隠しである」と疑われないようにする必要があります。

お教えをしたいこと

• 倒産の準備をしても差し支えありません。
• ただし倒産の準備が一定の基準から逸脱した場合には「計画倒産である」とみなされる可能性があります。
• ⇒一定の基準とは「支払が不適切で偏頗弁済に当たる」とみなされる場合です。
• ⇒一定の基準とは「資産売却が不適切で資産隠しに当たる」とみなされる場合です。
• 倒産の準備では偏頗弁済・資産隠しを疑われないように注意する必要があります。
• 倒産の準備が「計画倒産である」とみなされた場合、免責が許可されなくなる可能性があるため注意が必要です。

私の教訓

• 倒産の準備が「計画倒産に当たるのではないか？」と破産管財人に疑われてしまいました。
• ⇒倒産の準備における3か月間の支払が「偏頗弁済に当たるのではないか？」と破産管財人に疑われてしまいました。
• ⇒倒産の準備における3か月間の資産売却が「資産隠しに当たるのではないか？」と破産管財人に疑われてしまいました。
• 破産管財人に「3か月間の支払が偏頗弁済ではない」と説明するために資料・書類を作成することになりました。
• 破産管財人に「3か月間の資産売却が資産隠しではない」と説明するために資料・書類を作成することになりました。
• 結局「倒産の準備が計画倒産に当たらない」と説明するためにかなりの時間を費やしてしまいました。
• 最終的には「計画倒産には当たらない」と判断してもらえましたが、当初から注意して倒産の準備を進めていればそもそも「計画倒産である」と疑われなかったと思います。

＊YTOは倒産準備をしている期間の適切な支払を支援します。

＊YTOは倒産準備をしている期間の適切な資産売却を支援します。