破産手続きでは、破産管財人が現金の使い道を調べます。
調査対象は以下の4つに分かれます。
- 法人預金から引き出された現金の使途
- 法人が保有していた現金の使途
- 個人預金から引き出された現金の使途
- 個人が保有していた現金の使途
破産管財人は、現金の使い道を確認する際に以下の書類を求めます。
- 領収証
- 請求書
あわせて、現金を使った経緯や理由も確認します。
不適切な使い道がないかも調べられます。
不適切と判断されると、偏った返済とみなされることがあります。
現金の使途に関する調査は必ず行われます。
事業を止める前に、少なくとも過去1年分の現金の使い道をまとめておく必要があります。